ノーズパルALFO
【消臭剤成分】
分子量 2,000万、線状で両性荷電の水溶性高分子化合物で、乾燥すると水不溶性となります。噴霧液の微粒子が繊維、紙、金属の表面に付着・乾燥すると水不溶性となりますが、空気中の湿気を吸収して微細なゲル状になります。このゲルは、悪臭、カビ菌やその胞子、有害菌などを一度吸着すると温度が上っても離さない(凝集)性質が非常に強く、これが、ノーズパルALFOの優れた消臭効果や静菌作用を示す理由であると説明できます。
煙草臭の成分数は、3000以上であることが判明しています。繊維などにしみ付いた煙草臭を消臭することは、通常の化学反応型の消臭剤では無理で、オゾンによる処理のみが有効とされています。しかも、この消臭効果は一時的であることが欠点です。ノーズパルALFOを使用した場合は、既に蓄積している強い煙草臭やカビ臭などの悪臭を消臭できるだけではなく、処理後もクーラー内に侵入する悪臭を長期間排出しない効果が生じます。
噴霧液が乾燥した後は、夏期の高温の自動車内でも、消臭剤成分は全く蒸発しません。
消臭効果と制臭効果は、噴霧したノーズパルALFOが完全に乾燥した後に生じます。
多種頬の毒性試験で、非常に低毒性で安全な物質であることが証明されています。

既存物質登録物質で、日本、米国、英国、ドイツ、フランス、韓国で特許登録されている物質です。

【抗菌剤成分】
広範なカビ菌や病原菌などに対し微生物の発育・増殖阻止作用(静菌性)を有する数種の水溶性有機ブロム化合物の製剤です。
低毒性が証明されています。噴霧液が一旦乾燥した後は、 夏期の密閉した高温の自動車内でも抗菌剤成分は蒸発しません。

カビ菌とその胞子や有害菌に接触して直接静菌し、上記の消臭剤が有する凝集作用との相乗効果によって低毒性、低濃度の抗菌剤であるにもかかわらず、強い静菌効果を発揮します。

【エチルアルコール】
上記消臭剤と杭菌剤は、水とエチルアルコールの混合溶剤の溶液です。エチルアルコールは、噴霧液に強い殺菌作用を示します。
エチルアルコール成分は、噴霧液の乾燥を促進する作用があります。

使用方法(自動車の場合)
まず、エアコンの冷房の運転を止め、送風又はヒーターに切り替えて循環モードにします。ついで《ノーズパルALFO》液を、助手席ダッシュボード下の吸気口から、エバポレーターに向かってスプレー液を3分間噴霧し、一旦運転を止めて全ての吹き出し口より
1分間吹き出しダクトに向けてスプレーします。空気の循環を続けて完全に噴霧液を乾燥します。(暖房運転5分)
エアコン内部が乾燥している方が効果が高くなりますので、冷房使用後の場合は、送風又はヒーターを5分間程度運転してエバポレーターや内部を十分乾燥させてからスプレーして下さい。


【最適条件】エアコンシステムの繊維、紙、金属、の全表面をもれなく覆うように噴霧すると好結果が得られます。一箇所を集中的にスプレーするよりも、できるだけ微細なミストを全体に噴霧出来るように数回に分けてご使用ください。

【短時間乾燥】噴霧液が完全に乾燥すると消臭効果が現れます。スプレー液を、微細なミスト状で均一に噴霧すると、短時間で乾燥するため消臭効果が早く確認でき経済的です。

【車室臭にも】
車内にしみ付いたペットや魚臭にも、車内にまんべんなく噴霧すると有効です。


≪住宅用エアコンの場合≫
フィルターやフィンの汚れがひどい場合は、綺麗に洗浄してください。次に【ノーズパルALFO】を微細な霧状にしてフィルターとフィンにスプレーして下さい。完全に乾燥しますと効果が発揮されます

≪その他に使用する場合≫
【ノーズパルALFOを臭いの元へスプレーして下さい。
部屋へスプレーする場合も微細な霧状になるように部屋全体にまんべんなく噴霧して下さい。
カーテン、カーペット、壁、畳等に使用する場合も1箇所へ集中しないように全体にスプレーして下さい。


    ※使用直後は、アルコール臭がしますが、効果が出てくると同時に無臭になっていきます。